計画停電ドキュメント(3/16)





東京電力による計画停電の影響で首都圏の鉄道路線は軒並み運休や本数削減に迫られました。
今回はその様子をご紹介します。




写真は3月16日、計画停電3日目の清瀬駅です。
西武池袋線はこの日、池袋〜小手指間で各停のみ終日運転していました。
22時以降は飯能まで運転区間を延ばしていました。

なぜ東上線を利用しないのかというと運転区間が短すぎたためです。
この時点で、東上線は池袋〜成増間でしか終日運転せず、
成増〜志木間は朝と夜のみ、志木以北に至ってはさらに酷い運転本数でした。

あまりに運転本数が少なく、サービス水準も低いので仕方なく西武線を利用することに
計画停電の一件で、各鉄道会社の体質が垣間見えたように思います。
翌日の運行予定を西武が前日20時に出した一方で、東武は日付が変わってからだったり…




節電のために駅構内は暗いです。電気も必要最小限しか付いていません。




改札口も真っ暗です。




各駅停車のみ、7分間隔で運転されていました。
運転区間は池袋〜小手指、地下鉄との直通はありませんでした。




2番線(上りホーム)側には20000系が止まっていました。
朝から動いていないようでした。




さらにその先にはもう一本止まっていました。
省エネタイプの列車をこんなに遊ばせておいて良いのでしょうか…?
その上、この日運用されている車両は古い車両ばかりだったような気がします。




下りホームには6000系が止まっていました。




こちらは練馬駅。1番線の案内は消されていました。
有楽町線・副都心線直通の列車も今日は来ません。




所変わって、東長崎駅。なにやら見慣れた列車が…




東長崎駅の下りホームには7000系が止まっていました。
どうやら行き場を失ったようで、普段乗り入れない練馬〜池袋間の駅にまでやってきていました。




こちらも朝から動いていない様子でした。




普段来ない駅に停車していました。




車内の照明が消されている列車も多くありました。
ただし、全ての列車がそうであるわけではない上、夜間はどの列車も常時つけていました。




液晶画面は消えていませんでした。自動放送も通常通り。




液晶画面だけが煌々と着いているような状態でした。




各停なので随分時間はかかりますが、何とか池袋駅に到着。
この日は、小手指行きが5番線から、豊島園行きが別ホームから発車していました。
なお、5番線は通常、各駅停車は発車しません。







今度は有楽町線です。有楽町線は直通を中止していた以外は大きな変更はありませんでした。
ただし、副都心線は池袋〜渋谷間の折り返し運転となっていました。




こちらはJR。JRは変更が多いです。




駅構内にあった大画面を備えた自販機も節電のため営業休止。
自販機の置き換えが進んでいますが、この一件で中止になるのでしょうか。
莫大な設備投資をしているのに販売すらできないとなると大打撃でしょうね…




電光掲示板は隠されていました。




案内板は有楽町線に限らず、東京メトロでは機能していませんでした。
他の鉄道会社では正しく動作しているところが多いのですがなぜ…?
こんな表示なら消した方が節電になるのでは…?




飯田橋駅構内にあるローソンも、看板の照明を落としていました。




広告の電飾も全て消されていました。




地震の影響で、飯田橋駅のB5出口では、漏水が発生したようで、 閉鎖されていました。
閉鎖するほどですから、大量の漏水だったのでしょうか




夕方になると東上線の成増〜志木間が運休に入ったため、和光市駅に地下鉄からの人が滞留。
和光市駅が人であふれかえり、有楽町線が一時運休となる事態が発生していました。
すぐに運転再開したようですが、混雑・混乱は終日続きました。




その運転見合わせの瞬間の映像です。
けたたましいブザーが鳴り響いて突然運転見合わせになりました。

なお、この日は発車サイン音は鳴らさず、従来のブザーが鳴っていました。
その様子を録ろうとしたら運転見合わせになりました。












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