小竹向原駅ホームドア工事の軌跡


いよいよホームドアの登場です!





4番線にホームドアが5両分設置される


そしてとうとう2007年11月7日にホームドアがホームに設置されたのです。
前日の終電終了後に設置作業が行われたものと思われます。




先ほどの赤線・青線はこのように停止位置の目標になっていました。
この範囲内に列車が止まらないと、おそらく降りられないドアができてしまいます。




こちらは車掌さんの側ですが、こちらにも赤線・青線があります。
この位置を過ぎて停車した場合、運転士に停止位置を直すよう催促するものと思われます。




もちろん停止位置に正確さが求められます。
±30cmの誤差に納めなければならないため、運転が急に難しくなったと思われます。

そのためか設置初日はゆっくり停車する列車が多かったような気もします。
画像は以前との比較です。




先ほどの画像は3番線で、ドアが設置されていないため、
今まで通りの基準でしたが、4番線はドアが設置されたため、
旧基準による許容範囲を示すラインも消されています。




こちらがそのドアです。
稼働開始前のため、常に扉は開いたままです。

ホームドアは丸ノ内線の灰色とは異なり、真っ白です。
丸ノ内線であるような号車表示のシールなどがまだないため、すっきりしています。




ドアは常に収納された状態です。




扉の右側には非常用のボタンがあります。
挟まれたときなどに押します。

なお、扉の両側にあるわけではなく、左側にはありません。
いざというときのためにも、ドアの右側が非常ボタンと覚えておきましょう。
(降車の場合は逆です。)




新型点字ブロックとこのように対応しています。




ただ、一部には点字ブロックが欠けているところもありました。




車両の連結部分はこのようになっています。




ホームドアは和光市よりの端まで設置されていますが、
通常ホーム端に設置される鉄柵はまだ設置されていません。




ちなみにこの駅では乗務員の交代をするので、
ホームドアと車両の狭い間を通る乗務員の方の姿がこれから見られそうです。




壁には昔からあった停止位置を示す「S」のマークの他に、
新しく停止位置の目安になる赤線・青線が登場しました。

なお、一番和光市よりのホームドアの裏側にも赤線・青線があります。
これも運転士さんなどの方が目標にするものと思われます。




ドアは常に開いているので、余り閉塞感はなく、
ぽつんぽつんと機械が整然と並ぶだけです。




ただ、2007年11月7日の段階では4番線の前5両分のみの設置で、
ホームの半分はやり残された状態でした。




ぽつーん




半分だけホームドアがあるという不思議な光景です。




先ほどの写真と見比べてみてください。




ホームドア設置後




ホームドア設置前(先ほど出した画像です)




ホームには機器の調整が終わるまでは開け放しておくと書かれていました。
動くのはいつになるのか…









4番線の残りの部分にもホームドアが設置される


さらに二日後の2007年11月9日には残りの部分にも設置されました。




整然とホーム一面に並びます。




さきに紹介した画像と比較してみて下さい。




以前は設置されていなかった、池袋寄りにも設置されています。




池袋寄りの端の部分です。




鉄柵も設置されています。




狭い柵を通って、車掌さんが整理ブザーを操作します。




こちらは和光市寄りのホーム端の部分です。




同様に鉄柵が設置されています。




列車も鉄柵越しにしか見られなくなりました。




先ほど紹介した画像、端の部分に何もなかったときです。




このようにホーム端まで転落防止対策がなされています。




遠く続くホームドア




9000系の未改造車も2007年11月9日時点ではのこりわずか…




またまた和光市寄り端から




鉄柵のない時代




ホームドアすらない時代






3番線にもホームドア設置


2007年11月13日には3番線にもホームドアが設置されました。




ホームドア設置後




設置前の様子




11日に半分だけ、13日にもう半分を設置したようです。




ホーム端の部分もちゃんと設置されています。




3番線の列車も柵越しにしか見られなくなりました。




両ホームともホームドアが連なります。




こちらは池袋寄りの端です。




なにやらコードが続いていますが…




このコードは整理ブザーのボタンにつながっているようです。




どれがボタンか良くわからなかったと思うので…




3番線側にはこの時には点字ブロックはありませんでした。




「!乗り継ぎ時 足元注意」というシールが何よりも先に貼られています。




そして西武の乗務員向けと思われるシールが。
左腕を出すとホームドアに強打します。注意してください。




そのシールはさらに奥にももう一つ




さらにホーム監視用モニターにも




とどめに、整理ブザーの下にも

さらに先ほどのホームドアに隠れた整理ブザーの所にもあります。
しつこいぐらい書いてあります。

なお、4番線側には全くありません。




4番線にはこのように整理ブザーが増設されています。




3番線ホームドア設置後




3番線側設置前




3番線にも設置されたことで、ホームドアを裏側から見られます。




ホーム端の部分




車掌さんが操作するためのものと思われるボタン類も見えます。








次のページでホームドアが1・2番線にもお目見え!

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