10000系は2006年9月に有楽町線に登場した車両です。
この車両は有楽町新線での運転にも対応しています。
有楽町新線開業(2007年秋)までに10両編成20本、計200両が登場予定です。
2006年8月末現在で4本が東京メトロに到着しています。
現在、各種試運転を行っており、9月1日からは本格的に運用にも入っています。
運用開始初日の様子の他、さらに詳しい内装についてはこちらをご覧ください。
ここでは月刊「鉄道ファン」誌を基にした情報を中心に10000系をご紹介します。
これについて東京メトロに問い合わせることは業務に支障をきたしますのでおやめください。
またこれらの情報は変更されることもありますのでご了承ください。
1. 加速度・減速度
| 加速度 | 3.3km/h/s |
|---|---|
| 減速度 | (常用最大で)3.5km/h/s (非常ブレーキ使用で)4.5km/h/s |
| 最高速度 | 100km/h、(設計速度は)120km/h |
2. 高さ
| 床面高さ | 1140mm |
|---|---|
| 天井高さ | 2415mm |
3. 台車
10000系はボルスタつき台車のFS777型を採用しています。
07系のボルスタレス台車につけたボルスタ台車で試験運用した結果、効果が確認できたため
今回、10000系で採用されることとなりました。輪軸調整の容易化が期待されています。
4. コンプレッサー(空気圧縮機)
従来のレシプロ式から、旧営団地下鉄・東京メトロ初のスクロール式を採用しました。
05系第36編成で19ヶ月試験を行い、導入が決定しました。
これにより20dBの騒音の削減が見込まれています。
20dBって結局どれくらいなのよ?
ご参考に70dBというのが掃除機・新幹線車内レベル、
50dBというのが図書館・エアコンの音、小さな声レベルでこれだけでも静かになっています。
さらにライブハウス・新幹線鉄橋通過(120dB)→地下の構内・地下繁華街の音(100dB)など20dBは意外に大きいようです。
で、そのコンプレッサーとか空気圧縮機って何?食べられるの?
これをご覧下さい。食べられません。
その名の通り、空気を圧縮するもので圧縮したものはブレーキやドア開閉、警笛などに使われます。
5. モーター
すべての編成がIGBT素子による2レベルVVVFインバータ制御です。
主電動機の出力は165kWで、三相かご形誘導電動機を採用しました。
6. 保安装置
![]() すべてがまとめられた運転台 |
東武線・西武線に乗り入れるため、 東京メトロ型CS-ATC、東武型ATS、西武型ATSを搭載しています。 前方予告機能(この先の、ATCの表示する速度が下がることを予告してくれる機能) も搭載されています。 なお、列車の情報を伝達することが可能で、西武専用の伝達用装置も搭載しています。
ATOへの対応もされているのか、ボタンが多めです。 |
![]() 鍵穴型のライトが特徴 |
05系13次車を踏襲し、HIDによるライトを使用しています。 従来のものより低電力化、超寿命化、耐震性がアップすると期待されています。 |
警笛は従来の電子フォン+タイフォンから空気笛+タイフォンとなりました。
特に空気笛については銀座線の1000形の懐かしい音を再現したとこのことです。
半踏みすることで空気笛、全踏みすることでタイフォンも鳴らします。
1.座席配置
![]() |
座席の幅(着席幅)は一人当たり460mmでセパレートシートタイプとなっています。 従来の車両で言われた座席が硬いとの意見より座席の詰め物を改良したとか… 長い座席の部分にはスタンションポールも設置されています。 |
2.空調装置
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いままで空調装置には「冷房」「除湿」「暖房」「送風」の4つのモードがありましたが、 今回の10000系には新たに「全自動」モードが追加されています。 中央の天井、蛍光灯と空調を一体化した「マルチファンクションモジュール」が採用されています。なんだそりゃ |
3.旅客案内装置
![]() 山手線で見慣れた表示
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列車側面にはLED式の行き先表示機が設置されています。 従来どおりの明朝体による表示で大きな変更はありません。
なお、今回の10000系では東京メトロ初の液晶装置が搭載されています。
液晶装置は15型で各扉の上に2基ずつ設置予定です。 |
そして…
![]() |
今回、非常コック・通報装置・消火器には蓄光式のものを採用し、 車内が何らかの理由で暗くなったとしても、それらを見つけたり・操作することが可能です。 |
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